H29年5月
板の上に描かれた500年前の油彩画は、保存状態もデリケートなため、 ブリューゲルは海外で作品を展示することが最も難しい 巨匠の一人だと言われています。 今日7月2日は、東京都美術館の公開最終日ですが、 そのような貴重な作品を日本で観ることができ、 とても勉強になりました。 幸い5月下旬の早朝は美術館も空いており、 ゆっくりと堪能することができました。 その日は、国立新美術館ミュシャ展にも足を運びました。 (「BABEL」図録参照)
by totochoco
| 2017-07-02 12:09
| 美術
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Comments(4)
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desire_san at 2017-07-02 18:06
こんにちは、
私もブリューゲル『バベルの塔』展を鑑賞してきましたので、ブログを興味深く読ませていただきました。ブリューゲルの『バベルの塔』は、リアルな表現と、非常になめらかで自然な描写と絵具を何層にも塗り重ねて透明感を出しているところなど繊細な表現にも魅了されました。ブリューゲルがどこまで細かく描けるか、超絶技巧超絶の限界に挑戦しているようにも感じました。日本ではほとんど見られないヒエロニムス・ボスの油彩画2点も見られてよかったですね。 私はブリューゲル『バベルの塔』展の感想と、かつて来日した作品や現地に行って見たブリューゲルとボスの名画を紹介しながら、ブリューゲルとボスの絵画の魅力と違いもブリューゲルの世界観・人間観を考察してみました。一度眼を通して頂けると嬉しいです。
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totochoco at 2017-07-02 21:53
> desire_sanさん
「貴婦人と一角獣展」でコメントを頂いて以来、 desire_sanさんのブログは感心して読ませていただいております。 私にとってのブリューゲル「バベルの塔」はウィーン美術史美術館所蔵が 馴染み深い絵になっていましたが、この度の展覧会では、細部まで 丁寧に描かれた技法と、塔全体の美しさに感銘致しました。 ボスの「快楽の園」は有名ですが、油彩画2点観ることが出来て良かったです。 樹木人間、何故か惹かれます。
totoさぁん、こんにちは~
素晴らしい作品ですね わたしも美術鑑賞が大好きなんですー 学生の時は美術部でした 興味ある内容の時は必ず美術館に足を運びますが、やはり福島県だと福島市と郡山市くらいしか美術館がないので、作品に触れる頻度は自ずと少な目ですね 東京だと探せば何かは見つかるという感じでワクワクしますね (*^-^*)
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totochoco at 2017-07-12 23:48
まあ、あっつぁんさん、私も美術部
だったのよ。黙々とデッサンしていた美術室、 テレピン油のにおい、懐かしいです。 東京の美術館までは、ここから2時間くらいなので、 足を運ぶのはどうしても観たい作品だけに限られます。 1年に数えるほどですが、カレンダーに印をつけた その日を楽しみにワクワクします。 絵や音楽を鑑賞した後は、 感動のパワーを貰っていろいろな事が 頑張れます。
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