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ポンポネッラ

CLポンポネッラ
平成21年11月にサカタの種から我が家にやって来たCLポンポネッラも
だいぶ大きく育ちました。
コロンとしたまるい花弁がお互いを包み込むように幾重にも
重なり合って、ポンポンと弾むような可愛い形をしています。
鮮やかな濃いピンク色は遠くからも目を惹きます。
アブラムシもつかず、強風にも潮風にも耐え、
黒星病もチュウレンジバチも寄せ付けない、かなり丈夫で強健な品種です。
他のバラの蕾に必ず2匹住んでいるゾウムシも見当たりません。

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これだけ丈夫な性質が、木々の枝先の隅々まで行きわたり、
枯れた花弁さえも落とさずに、茶色くなった花弁がかなりの長い間、
そのまま枝から離れずにいます。

私はどちらかというと、花はバラに限らず枯れたら花弁がはらはらと舞い散る儚さが
好きです。椿の花よりも、さざんかの花の散り方が好きなのです。
椿の様な潔さも時には必要なのですが・・。

けれども、潮風も届くこの場所で、これだけの花を
咲かせてくれるのですから、我が庭にとっては大切なバラの一つです。
フランソワ・ジュランビル、サラバンド、ウルメールムンスター、ローゼンドルフ・シュバリースホップ、
コンスタンススプライ・・・皆、枯れてしまいました。

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H12年幕張メッセで開催された「世界バラ展」で買い求めたアンジェラ(写真奥)と、
H21年12月に村田バラ園通販のCLキング(写真手前)、
そしてサカタからのポンポネッラ(写真真中)、
いつまでもこの庭で咲いて、楽しませてくれることを願っています。
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by totochoco | 2013-05-30 22:06 | 放任園芸家 | Trackback | Comments(8)

「貴婦人と一角獣展」

先日、国立新美術館で開催されている、「貴婦人と一角獣展」を
見に行きました。(いつか見に行きたいと、新聞の切り抜きを取っておきました。)
国立新美術館は2008年のピカソ展以来です。

フランス国立クリュニー美術館所蔵の、「貴婦人と一角獣」は、
過去に一度しかフランス国外に出た事がないタピスリーです。
15世紀に織られたタピスリーを、500年以上の時を経て
日本に居ながらにして2013年にこの目で見る事ができ、
この時代に生きていて良かったと改めて思いました。
 タピスリーはフランドル地方や北イタリアでの絹産業や羊毛産業の興隆により、
15~16世紀にその最盛期を迎えたそうです。
宗教・戦闘図・宮廷恋愛のテーマで祝宴や記念式典において用いられ、
王侯の威信を高める政治的な意味も時に込められ、
タピスリーは重要な役割を果たしました。
他にも、裁判所・慈善病院・聖堂・教会・礼拝堂などに掛けられていたようです。

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「貴婦人と一角獣」まずは、6枚のタピスリーの大きさ(全長22m)に圧倒され、
全て織り物(つづれ織り)ということで更に気が遠くなり、
幾人かで何年もかけて織られたという事にひたすら感心しました。
目を凝らして良く見ると、織った生地の上に刺繡を施すのではなく
細かい図案の一つ一つが、陰影をつけた織りになっているのです。
ベルトの装飾や髪飾りなど後から刺繡した部分もあるのでしょうか?
見上げなければならないほど作品が大きいので、
細部をもう一度見て、じっくりとこの目に焼き付けたいと思いました。
美しい貴婦人のたおやかな仕草や表情・装身具や髪型もさることながら、
背景の動植物の細やかな織りは、それは素晴らしいものです。

 この六枚のタピスリーは、現在では六つの感覚
「触覚」「味覚」「嗅覚」「聴覚」「視覚」「我が唯一の望み」
を示したものとされるようです。

背景の千花模様(ミル・フルール)という言葉にも惹かれるでは
ありませんか!なんて可愛く美しい呼び名でしょう。
しかも、その花々は、500年の時を経て、日本の我が庭にも
植えられているオダマキ・シオン・ヘビイチゴ・クレマチス・ヒヤシンス・
ハナダイコン・マーガレット・キズイセン・グラジオラス・ミント・
スズラン・パンジー・ツルニチニチソウ・ヒナギク・ルリハコベ・
スミレ・キンセンカ・ソラマメ・
エンドウ・ナデシコ・ジャスミン・マツ・ヒイラギなどなど。
現代のような園芸種ではなく、もちろん原種です。
マツの実(マツボックリ)が小さなパイナップルのようにも見えました。
うさぎの描き方が漫画のようですが、漫画の時代はずっと後でした。

図版の中に、織りの色の変え方が紹介されていました。
今まで織りの色の変え方がはっきりと分からずにいましたが、
写真と説明を読んで、難しい問題が解けたようなすっきりとした気持になりました。

「スリット」
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経糸と水平位置の緯糸が、隣り合う緯糸との境目で折り返すとスリットができる。
色面の境界をはっきりさせたい場合に用いる

「ダヴテイリング]
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色面の境となる一本の経糸に隣り合う緯糸を左右から交互にかけて接続する。
色面の境界はぼやけて見える。


「シングルインターロック」
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緯糸を同じ方向にいれ、色面の境にある経糸と経糸の間で隣り合う糸をからませて
接続する。色面の境界はぼやけて見える。

「ハッチング」
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色のコントラストの異なる色糸を鋸葉状に反復させて色面を構成し、視覚上で
ボカシに見せる。中世のタピスリーの明暗法に特徴的な技法。

以上の画像と説明は「貴婦人と一角獣展」図版を参考にしました。
私もいくつかの接続技法を試して、図版を参考にして
学んでいきたいと思います。
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by totochoco | 2013-05-27 23:16 | 手芸 | Trackback | Comments(4)

ピアノ

ポーラ・マッカードルのシルクスクリーン「ピアノ」
このピアノの形はなんだか不思議だと思いませんか?
何年も飾ってあったのに、
今まで全く気がつかなかったのです。

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高音と低音の弦の長さが、
普通のグランドピアノと逆になっています。
そのまま弾いたら、音も逆さまに
聴こえてくるのでしょうか?
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by totochoco | 2013-05-19 21:58 | 音楽 | Trackback | Comments(2)

ニホンアマガエル

庭のメダカの甕に夕方やってきては、
ケロケロ鳴くニホンアマガエル。
なんて可愛いのでしょう!
(「千葉いきもの図鑑」で調べました)
最初は一匹でしたが、その鳴き声につられて
お友達がもう一匹増えました。
アーノルドローベルの「二人はともだち」みたいですが、
もう一匹もニホンアマガエル、ガマ君ではありませんでした。

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夜、暗闇に潜んでカエルの鳴いている瞬間を
撮りました。私の気配を感じて警戒し、なかなか鳴かなかった
けれど、しばらくすると合唱が聞こえてきました。
すぐそばで聞くと、鼓膜が震えるくらいにものすご~い音です。

ここ何日かで、山々からホトトギスの声も聞こえるようになりました。
今日、川沿いに住んでいる友人からホタルが
何匹か飛び始めたというお知らせも届きました。
季節は初夏へと少しずつ移り変わってきているようです。
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by totochoco | 2013-05-19 00:14 | 生き物 | Trackback | Comments(0)

野ばら

ルーピングがいつの間にか枯れてしまい、
接ぎ木をした下の方から出てきた枝を
そのままにしていたら、こんなに小さな原種の野ばらが
咲きました。

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近くの野原で咲いている生命力旺盛な野ばらとは違い、
この野ばらは弱弱しく、枝も柳のようにしなやかで、
葉も柔らかく、枝の先にはアブラムシがびっしりと
ついています。
花数もとても少なく、我が家の庭で控えめに咲いています。

バラはピンク色が主だった我が家の庭では、
今年はサマースノーと羽衣の白色が仲間入りしました。
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by totochoco | 2013-05-16 21:50 | 放任園芸家 | Trackback | Comments(2)

手織り

昨年(2012年)秋に出かけたガブロム工房展、
森 麗子さんとその生徒さん達の作品の一つ一つに心を打たれ、
その日以来、私も「手織り」の魅力にはまってしまいました。
とはいえ、糸を織る事も初めてで、何を使って一体どんな風に
織ってゆくのか、私にとっては未知の世界でした。
工房展の帰りに立ち寄った越前屋さんで、手織りのノウハウを
教わり、後は自己流で何枚か仕上げているところです。

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日々忙しく、横糸を通せるのは、一日のわずかな隙間時間なので、
一つの作品を作るのにかなりの時間がかかります。
それでも、縦糸に横糸を通すという単純な作業が
なんておもしろいのでしょう。
一段終わると、次の段も次もともっと先まで織りたくなって
しまう、不思議な魅力があるのです。

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出来上がった地布に刺繍を施すのもまた楽しい作業です。
海の波の音を聴きながら、海と魚とイソモクとを刺繍しました。
海と空はオリムパスのプチマルシェ(麻50%綿50%)
ホビーラホビーレのコットンリリー(綿70%麻30%)
コットンシェリー(綿100%)ラスティックリネン(麻100%)
海の青さの境目にはAFE糸を使っています。
糸の引き加減が分からずに、つれてしまうのを何とか
直したいものです。文化枠の釘の打ち方もお粗末です。。。

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今年はガブロム工房展は開催されるのでしょうか?
森麗子さんのファブリックピクチャーなるものを知ったのも、
大変遅ればせながら昨年なのですが、
個展も工房展も長い時間をかけて、何度も開催されていたのですね。
過去に遡って見に行きたくなります。
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by totochoco | 2013-05-13 23:11 | 手芸 | Trackback | Comments(3)