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早春賦

春は名のみの風の寒さや
谷の鶯 歌は思えど
時にあらずと 声も立てず
時にあらずと 声も立てず

氷解け去り葦は角ぐむ
さては時ぞと 思うあやにく
今日もきのうも 雪の空
今日もきのうも 雪の空

春と聞かねば 知らでありしを
聞けば急かるる 胸の思を
いかにせよとの この頃か
いかにせよとの この頃か

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早春賦の歌を口ずさみたくなる季節は
房総では2月上旬くらいです。
それも決って、早朝外に出て
冷たい風を感じたとき。それも、
「春は名のみの風の寒さや」の部分ばかりを繰り返します。

鳴く時期には早いと思っている鶯も
ここでは毎年2月の終わりには、歌声が響きます。
一番最初のその歌を聞き逃すまいと、
耳を澄ます朝はそろそろです。

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この歌は雪の深い場所ほど、心に響くような
気がします。雪解けと春を待ちわびる気持は、
ここよりもずっとずっと強い想いなのだと思います。
房総の冬はきっととても短いけれど、
すぐそこまで来ている春を感じる
「早春賦」は好きな歌の一つです。
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by totochoco | 2006-02-20 20:24 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
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