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オフィーリア

国立新美術館でのピカソ展で、幾枚かのパンフレットを手に取りました。
フェルメール展・ミレイ展・来年の国宝阿修羅展などなど。
中でもミレイ展に行きたいと思ったら、もうすでに遅し・・・今月の26日まででした。
始めてこの絵の美しさを感じたのは、はるか昔、姉が見せてくれた1枚の絵はがき・・・
なんて美しいオフィーリアなのでしょう!

ハムレットの恋人のオフィーリアは、父親をハムレットに殺されたために狂気に陥り、
野で花摘みをしているうち、川の流れに足をとられて溺死してしまうのです。
ミレイが描いたのは、流されながらその事態を理解せずに
歌を口ずさんでいるオフィーリアの姿なのだそうです。

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摘んでいた花々は、
スミレ・ケシ・ヒナギク・パンジー・アネモネ・野薔薇・・・
その花の一つ一つに花言葉が込められ描かれているのを知り、ネットで検索して書き止めてみました。
いつの日か、ミレイのオフィーリアを観にいけることを願って・・。

・柳・・・見すてられた愛、愛の悲しみ
・野薔薇・・・喜びと苦悩
・ミソハギ・・・純真な愛情、愛の悲しみ
・スミレ・・・誠実、純潔、貞節、若い死
・ケシ・・・死
・パンジー・・・かなわぬ愛、物思い
・ナデシコ科の花・・・悲しみ
・ヒナギク・・・無邪気
・バラ・・・五月のバラ(オフィーリアの事)
・忘れな草・・・私を忘れないで
・キンポウゲ科の花・・・子供らしさ

これらの花々は春から初夏にかけて咲きます。
ミソハギは8月のお盆の頃に咲く、水辺を好む植物です。
お盆の盆棚作りの時には、
ミソハギの茎の部分を半紙で包んで糸で縛り、
水を入れた器に、その花穂を浸します。
お盆の迎え火をたく前に、水に浸した花穂で周囲に水を撒くのです。
ミソハギは盆花・精霊花とも呼びます。
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2018年2月8日→5月20日
三菱一号館美術館でのルドン展「秘密の花園」を鑑賞してきました。
「オルフェウスの死」(1905~1910)油彩もまた水の中。
オルフェウスの首は、後に天にに上げられて琴座となる
琴に乗ってヘブロス川を下り、レスボス島に流れ着く。
いずれも手向けの花が華やかに配されている。
水は生を育み、死をもたらす存在である。
(図録より引用しました)


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by totochoco | 2008-10-23 22:21 | 日々のこと | Trackback | Comments(5)
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Commented at 2008-11-18 20:42
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by totochoco at 2008-11-22 20:57
オフィーリア、混んでいたのね!
実は私もオフィーリアくらいしか知らないのですが、
本物をいつの日か見に行きたいです。
・・・ありがとうございます。。。。。
Commented by プリーズユー at 2009-08-11 00:49 x
はじめまして。私の娘がイギリスに住んでいるためよくイギリスを訪れこの絵があるテイトブリテンにもよく行きます。そこでは本当に気軽に近くまで行きゆっくりとこの傑作を鑑賞することができ感動でした!
この日本でとても有名になった絵画をもとに、今回ミレーが写生したサリー州出身のイギリス人作曲家がピアノ組曲を書きました。彼は実際にホグスミル川に何度も足を運びそこからインスピレーションを得てこの美しく悲しい曲を書いたのです。題は「オフィーリアと花言葉」です。
ととさんがふれられた花言葉についても興味深い話が聞けると思います。8月に東京であります。ぜひ彼のお話とともに絵や花々を見ながらのコンサートにいらしてください。

Commented by プリーズユー at 2009-08-11 00:51 x
さきほどホームページをかきわすれてしまいました。
Commented by totochoco at 2009-08-12 22:49
はじめまして、ミレイの「オフィーリア」はとても美しく
まるでまだ生きているようにも思えます。
英国の風を感じながら、この絵を気軽に観ることができるのですね!
「オフィーリアと花言葉」きっととても美しく悲しい旋律なのでしょうね。
花言葉のお話も合わせて、きっと素敵なコンサートに
なる事と思います。東京までの遠出はなかなか叶いませんが、
お知らせくださってありがとうございます。
HPこれから伺いますね。
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